「第19回 循環器被ばく低減技術セミナー」 (循研)開催のお知らせ <神奈川開催> (終了しました)
平成20年12月6日(土)に、循環器画像技術研究会・神奈川アンギオ撮影研究会が共同で「第19回循環器被ばく低減技術セミナー」(全循研主催)を開催します。
研究会会員でなくても受講できますので、多くの方々の参加をお待ちしております。
●「第19回循環器被ばく低減技術セミナー」開催のお知らせ
循環器画像技術研究会 ◇ 神奈川アンギオ撮影研究会 共同開催
<共催:JSRT防護分科会・計測分科会>
日 時: 平成20年12月6日(土) 9:20〜17:00(受付開始 9:00)
会 場: 横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター 6F会議室
神奈川県横浜市南区浦舟町4-57
http://www.urahp.yokohama-cu.ac.jp/p4000f.html
受講資格: どなたでも!!
(放射線技師・看護師・検査技師・CE・医師・学生・メーカー…)
募集人数: 30名(線量測定実習を行うため)
受 講 料: 4,000円(参加費+テキスト代)
申込方法: 申込専用フォームに必要事項を記入してお申し込みください。
11月12日(水)21:45に申込終了しました。
多くの皆様の申込に感謝いたします。
申込〆切: 11月20日(木)
★定員になりしだい締め切らせていただきます。
備 考: 受講票は11月25日前後に郵送いたします。
※『日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構』の 2ポイントが付与されます。
※『被ばく線量低減推進施設』の認定には当セミナーの受講が必須となります。
【 プログラム内容 】
9:20- 9:30 開会式
開会の挨拶 全循研会長・循研会長 若松 修
9:30- 9:50 被ばく低減技術セミナー開催の経緯と
「被ばく線量低減推進施設」について
NTT東日本 関東病院 若松 修
9:50-10:20 講義1 放射線の人体への影響
東海大学病院 田島 隆人
10:20-10:50 講義2 X線装置による被ばく低減
榊原記念病院 武田 和也
10:50-11:00 休憩
11:00-11:30 講義3 X線防護用具
昭和大学病院 武 俊夫
11:30-12:00 講義4 品質管理
横浜市立大学附属市民総合医療センター 石川 栄二
12:00-12:40 講義5 循環器FPD搭載X線装置の管理
昭和大学藤が丘病院 安田 光慶
12:40-13:30 昼休み ← 昼食は各自でお願いします
(食堂・売店は院内にあります)
13:30-14:30 特別講演 「IVRによる皮膚障害の症例とその対策」
昭和大学横浜市北部病院 皮膚科診療科長
宋 寅傑 先生
14:30-15:00 講義6 線量測定法
山梨大学医学部附属病院 坂本 肇
15:00-15:10 休憩
15:10-15:40 講義7 ガイドライン測定法と空間線量分布の測定(実習説明)
山梨大学医学部附属病院 坂本 肇
15:40-16:20 測定実習
NTT東日本 関東病院 塚本 篤子
山梨大学医学部附属病院 坂本 肇
横浜市立大学附属市民総合医療センター 坂野 智一
横浜市立大学附属市民総合医療センター 千葉 敏春
16:30-17:00 実習データの計算、説明
17:00- 終了式 修了証書授与
循環器被ばく低減技術セミナーに出席して
公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター 放射線部 井上 知子
この度は、このようなセミナーを設けていただき誠にありがとうございました。私は10月より血管撮影室に配属となり、循環器被ばく低減技術セミナーに参加にするのは今回が2回目となります。実際に血管撮影業務に付き始めたばかりで、日々疑問点が増幅していた私は講師先生方のありがたいご講義を一度に聞けるチャンスを逃す手はないと意気込んでセミナーに参加しました。
一日で講義、講演および測定実習を受けることができるという大変お得なスケジュールでしたが、その中でも宋先生のIVRによる皮膚障害の症例とその対策についての御講演が強く印象に残りました。IVR時の患者皮膚線量に関するお話は以前にも聞いたことがあったのですが、実際に過度のX線照射により皮膚潰瘍が生じてしまった症例等を見て非常にショックを受けました。自分がこの検査に診療放射線技師として参加していたとしたら、このような障害が発生することを予見し、未然に防止できるよう動けていただろうか?と思うと自分の考えの至らなさを痛感しました。そして、このような事例を繰り返さないために、診療放射線技師が循環器撮影や治療に検査スタッフとして参加していく上で、被ばく低減に関する正しい知識や技術を検査に反映させていくことが求められていると感じました。
今回のセミナー以降、私の検査に取り組む姿勢も変わってきました。患者さんに無駄な被ばくをさせないように検査時の体位や管球の角度など様々な点に注意が働くようになりました。また、他の医療スタッフにも自信を持って注意喚起を行えるようになってきました。
今後は循環器被ばく低減技術セミナーで学んだことを十分に活かし、検査で得られる情報量と被ばく線量とのトレードオフを常に意識し、可能な限り低い線量で診断に有用な画像を提供する、という言葉にすると診療放射線技師として一見当たり前のようなことをどんな場面でも当たり前にできるよう、これからも日々努力を続けていきたいと思います。
最後になりましたが、開催準備にあたられたセミナー幹事の皆様、当日ご講義頂きました講師先生方に重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。
「第19回 循環器被ばく低減技術セミナー」(2008.12.6) アンケート結果の報告
循環器撮影研究会≒循環器画像研究会≒循環器技術研究会≒循環器研究会≒循環器撮影技術学会≒心血管画像研究会≒循研≒CITEC
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